甘酒が人気な理由とは?メリットとデメリットを徹底解説

甘酒が人気な理由とは?メリットとデメリットを徹底解説

甘酒は別名「飲む点滴」「飲む美容液」とも。健康面と美容面から考える甘酒の評価

甘酒の健康への評価

健康面でのメリット

  • 免疫力をアップして風邪予防
  • 便秘の解消
  • アミノ酸による疲労回復
  • 腸の粘膜保護
  • 食物繊維が分解される際にできる短鎖脂肪酸は腸の粘膜を保護。身体によい成分は吸収し、反対に悪い成分は吸収しないようにバリア機能を高めます。

健康面でのデメリット

  • ブドウ糖を多く含むので、糖尿病治療中や妊娠糖尿病の方は主治医や管理栄養士に相談が必要
  • 酒粕で作られた甘酒はアルコールを含むので、子供・妊婦・運転をされる方は飲めません。(ノンアルコールの甘酒は「糀(麹)甘酒」を選びましょう)

甘酒の美容への評価

美容面でのメリット

  • 便秘解消によりお腹がすっきりする
  • アミノ酸とビダミンB群によるお肌の再生をサポート
  • アミノ酸の一種GABAによるストレスや脳の興奮の緩和とリラックス・安眠効果。
  • 砂糖・小麦粉・クリームが多くなりがちなスイーツを欲した時の、代替に。

美容面でのデメリット

  • ブドウ糖を多く含むので、美容に良いからとたくさん飲みすぎたりとカロリーオーバーになってしまいます。
     1日コップ1杯を目処にするのがよいでしょう。
  • 酒粕で作られた甘酒の甘さは砂糖や甘味料によるもの。お砂糖代わりに甘酒を飲んだりお料理に使いたい場合は、「糀(麹)甘酒」を選びましょう。

どうやって甘酒を選ぶ? 甘酒の選び方と比較を解説

甘酒の種類は大きく分けて2種類。栄養や成分を比較しよう

原材料 特徴 栄養素 こんな方におすすめ
米・麹
(本格製法)
米と麹による自然な甘さ。
ノンアルコール
砂糖不使用
アミノ酸、ビタミンB群、食物繊維、フェルラ酸、オリゴ糖など お砂糖を控えているかた
アルコールを飲めない未成年、妊婦など
車の運転を控えているかた
酒粕の風味が苦手な方
酒粕・砂糖(甘味料)
(簡易甘酒)
家でも簡単に作ることができる。 アミノ酸、コウジ酸、タンパク質、ビタミン類、ミネラルなど 酒粕を摂取したい方。
美白や保湿効果を求めたい方
食物繊維をより摂取したい方

米と米麹を発酵させた「麹甘酒(糀甘酒)」

麹にお粥や蒸米を加え、50℃ほどに保って一晩ねかせると甘酒ができます。福光屋の甘酒はこの伝統的な製法で、国産の契約栽培米と、酒蔵に湧き出る恵みの百年水だけを原料に作られます。

酒粕と水と砂糖を温めた「酒粕甘酒」

酒粕を水やお湯で溶いて砂糖を加えて作る甘酒です、市販の酒粕があればご家庭でも簡単に作ることができます。

そのまま飲めるストレートタイプか、希釈する濃縮タイプか

タイプ 特徴 こんな方におすすめ
ストレートタイプ そのまま飲める 手軽に甘酒を飲みたい方
オフィスや出張など外出先で飲みたい方
濃縮タイプ 希釈して(薄めて)飲む 自分好みの濃さに調整して飲みたい方。
ヨーグルトに乗せたり、ケーキに乗せて楽しみたい方

ストレートタイプが支持される理由

市販されている多くの甘酒は、そのまま飲めるストレートタイプです。
毎日飲みたいものだから、できるだけ手間を省いた継続のしやすさも人気の理由です。
外出時や出張先でも手軽に飲めるのが嬉しいポイントです。

濃縮タイプが支持される理由

2倍濃縮や3倍濃縮の甘酒もあります。濃縮されているので、飲料として飲むにはお水やお湯で希釈する必要があります。
自分の好みの味わいに調整できる点が支持される理由です。

濃縮タイプは、ストレートタイプよりも粘度が高いので、そのままヨーグルトに乗せたり、
他の調味料と混ぜても水っぽくならないメリットも。

その甘酒は無添加? 砂糖の有無もチェック

甘酒の作り方によって、米麹由来の甘みなのか、砂糖や甘味料由来の甘みなのか異なります。
市販の甘酒を購入される際には、パッケージの裏側に記載されている原材料を見てみると原材料を確認できますよ!

酒粕甘酒には砂糖や甘味料が入っている

酒粕には甘みはありません。ですので、酒粕から甘酒を作る場合には必ず甘みを足さないとまったく甘みがありませんから、砂糖や甘味料、香料が加えて販売しています。

麹甘酒(糀甘酒)でも、香料が入っていることも

麹由来の甘酒でも着色料、保存料、食塩が入っている場合があります。
特に赤ちゃんや食品に気をつけている方は裏ラベルをしっかり確認していただくのが安心ですね。

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