甘酒が人気な理由とは?メリットとデメリットを徹底解説

甘酒が人気な理由とは?メリットとデメリットを徹底解説

甘酒の効果を実感するためには1ヶ月間継続すること

甘酒の健康面・美容面でのメリットを紹介しましたが、飲んですぐ劇的に効果を実感するものではありません。
腸内環境を整えることで得られる健康・美容面での効果を得られるのは最低でも1ヶ月飲み続ける必要があり、その効果は緩やかに実感されるものです。

お肌のターンオーバーは28日間

個人差はありますが、お肌のターンオーバーは28日間のサイクルで繰り返されます。
腸内環境が乱れから肌荒れが起こっているかたは、甘酒を1ヶ月間飲み続けて腸内フローラが善玉菌優勢を維持することで肌荒れの鎮静が期待できるでしょう。

体脂肪量1kgを1ヶ月で落とす

甘酒の主な成分はブドウ糖です。甘酒を飲みすぎると逆に体重が増えてしまいますが、食事の1時間前に甘酒を飲むことで食欲を抑えられ食べ過ぎを防ぐことができますよ!

体脂肪量1kgを減らすには7200kcalの消費が必要です。
食事量を変えずに今より7200kcal多く運動するか、あるいは運動量を変えずに食事の摂取量を7200kcal落とすことで体脂肪量1kg減らすことができます。

7200kcalを30日で割ると240kcal。つまり、毎日240kcal分の運動を多く行うか、食べる量を減らせれば良い、ということです。

240kcalの運動量とはどれくらいでしょうか?
体重50kgの人が4kmを走ると250kcalの消費になります。
毎日4kmを毎日欠かさず(雨の日も!)ランニングすれば目標達成。
言うは易し、ですね。

では、食事ではどうでしょうか?
福光屋の糀甘酒は100gで70kcalです。
コップ一杯(100g)の糀甘酒を食事の前に飲んで、310kcal分の食事を食べ控えれば毎日240kcalの摂取カロリーを減少することができます。
310kcalというと、食パン一切れ(168kcal)とプリン1個(145kcal)分ですね。

甘酒は満腹感が持続する。だから「食べ過ぎ」を防ぐことができる

食欲抑制効果は、肥満治療における薬物療法として選択されています。
GLP-1受容体作動薬は糖尿病治療薬として国内でも処方されている処方箋治療薬です。
GLP-1受容体作動薬は、高容量の投与により食欲抑制効果が認められていることから、海外では肥満患者の減量を目的とした治療薬としても処方されています。

処方の目的は、「食欲を抑えること」。残念ながら国内では2型糖尿病のみを効能・効果として製造販売承認がありません。

糀甘酒を食事の1時間前に飲んでみてください。血中のインスリン濃度が急激に上がると、「もっと食べたい」と脳が司令を出すのですが、インスリン血中濃度が緩やかに上がると満腹中枢が満たされるために食欲を抑えられ、食べ過ぎを防げるというカラクリです。

食事の前に甘酒を飲む、というのは理にかなった食欲抑制方法なのですね。

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